当社の人事や新人教育を担当するようになってから、様々な事がありました。
数週間で突然辞めていった新人さんもいたし、途中で何度も壁にあたり相談をうけるケースも沢山あります。
しかし、ここ数年はやる気を出して個々の社員が伸びていく傾向にあります。
一度入社した社員は、様々なケアやフォローアップ、人事異動などを経て年々定着してきているのです。
そのために、幹部や教育係の並々ならぬ苦労や工夫が繰り返された事はいうまでもありません。
しかし、離職率の低下という現実を評価するにあたり、自分たちが向かって行っている方向性は間違っていないことが分かりました。

まず、当社に入社した営業スタッフは、1日目は本社にて基本的な社員研修を行います。
その時は、新卒や既卒によっては、それまでの経験に差が出ますので、多少内容は工夫しますが、基本研修においてむずかしいレクチャーは行いません。
身だしなみ、言葉遣い、礼儀作法など、接客に通じる社会人としての基本的なマナーの研修です。
とにかく、この部分の基本的な知識の確認と、弊社が目指している接客態度を説明します。

2日目からはすぐ営業店に入って研修を行います。
現場に入る・・といってもすぐ接客をする訳ではありません。
当社の8支店の中から4店舗程を選択して、1日ごとに研修に入るのです。
この時の選択する店舗と配置が問題です。
現在の支店の年齢構成や特性、相性などを見極め、配置する新人さんの経験や性格的な印象を踏まえ、その人の実力がより発揮出来るだろう・・と考えられる支店に配置します。
営業という仕事は、その知識やスキルも大事ですが、個々のメンタルやモチベーションも重要です。
新しく希望を持って入社した新人さんが最初からくじけないような気配りを心がけているのです。
そのために、この1週間の研修期間で、ある程度各支店の様子を見てもらい、「自分はどこの支店があいそうか」希望を出してもらいます。
このシステムに改良してからは早期退職者が圧倒的に減少しました。

その後、再度人事担当で各個々人のスキルと支店の運営状況を見極め、最終的な配置を決定します。